イビサ島観光はクラブだけ!?スペインの楽園の秘密

スペインの離島バレアレス諸島にあるイビサ島。クラブの聖地として世界中のパリピを集める楽園で知られるリゾートですが、その魅力は他にも沢山。ヒッピー、イビサファッション、ビーチから知られざる文化、世界遺産まで楽園の魅力、観光情報をお伝えします。

イビサ島のビーチと自然を堪能!世界遺産にも指定された美しい海を目に焼き付ける旅

イビサ島ビーチ

イビサ島の海が世界遺産に指定されているって、ご存知ですか?

イビサ島は夏になると全世界から巨大クラブを求めて、ダンスミュージック好きが集まるパーティアイランドですよね。

でも、イビサ島が人を引き付けるのは、有名クラブだけではないんです。

イビサ島の別の顔を知ると、さらに行きたくなること間違いなし!

島の美しい自然に触れて、心も体もリセットしてみませんか?

 

ユネスコの世界遺産に登録されたイビサ島のビーチ

1999年、イビサ島は「複合遺産」として世界遺産に登録されました。

島の城壁やフェニキアの遺跡などの文化遺産と共に登録されたのが、自然遺産「Posidonia(海洋性植物)の群生地と、生息する海洋生物の生態系」です。

イビサの海は青緑色に美しく輝いています。
水の美しさの秘密は、海底に広がる海洋生物ポシドニアのお蔭なんです。
イビサ島のビーチは210㎞あり、その美しさを1年中満喫することができるんです。

www.ibiza-illes.com

 

イビサ島の有名ビーチ

では、イビサ島の有名ビーチの一部をご紹介します。
Cala d´Hortは白い砂と透明な水が印象的なビーチです。湾になっていて遠浅、ここから沈む夕日は最高に美しいですよ。
Platges de Comteは岩場が多い入り江の集合体です。海はターコイズブルー、飲食店もあり気軽に楽しめます。
Platja d’en BossaやEs Figueralは隣接したホテルやショップが多く、大きくて身近なビーチです。
Ses SalinesとEs Cavalletは自然公園の一部。世界中からその美しい海を求めて観光客が訪れます。

 

イビサ島の自然

プライベートビーチ入り口

イビサ島の魅力はビーチだけでなく、内陸部の自然にもあります。ビーチ沿いの松林もそうなのですが、とても長い歴史を持っているんですよ。

 

イビサ島の動物たち

イビサの動植物は多種多様、爬虫類や昆虫類は島固有のものが見られます。
トカゲやカエル、カタツムリなどはイビサ島固有の種も多いんですよ。
その他ではハリネズミや野生の猫、カモメやフクロウなど鳥類にも固有種がみられます。
イビサ島は現在2,200を超える動植物が登録されていて、そのほとんどが固有種なんです。

バレアレス諸島がスペイン本土から切り離された場所にあることが、動植物の多様性を生んだんですね。

 

イビサ島の植物

松の木

イビサ島にはオークや松の木が多く、松の木は7000年前からイビサ島の風景の一つだったそうです。
イチジク、オリーブ、イナゴマメ、アーモンドの木も多く栽培されていて、島の名物にもなっていますね。
名物と言えば、イビサンハーブ。欠かせないのがタイム、ジュニパー、ローズマリー、ラベンダー。これらの薫り高いハーブの畑が内陸部に広がっています。

また、小麦畑やブドウ畑、植物園の散策は、イビサ島の新しい魅力を発見できる散歩になると思いますよ。

 

イビサ島の自然公園

イビサ島で最も有名な自然公園は、Ses Salines自然公園、EsVedrà、Es Vedranell、そしてIllots de Ponentの自然保護区です。

Ses Salines自然公園は、イビサ島の南とフォルメンテーラ島の北の間にあります。
3,000ヘクタールの陸地と13,000ヘクタールの海洋領域がある、広大な自然公園です。
この地域では、何百年もの間塩づくりが行われてきて、その塩田に多くの渡り鳥が生息する湿地帯を作り上げています。


EsVedrà・Es VedranellとIllots de Ponentの自然保護区は、イビサ島の南部Sant Josep de Sa Talaiaにあります。
ここは岩場が多く、海鳥や猛禽類も多く、野生のヤギが生息していた地域です。
保護区には、9つの島とその周辺の海洋環境も含まれています。

 

ビーチだけでなく、内陸部の自然も訪れてイビサ島を満喫してくださいね。

見たことない動植物に出会えるかもしれませんよ!