イビサ島ってどこにある?どんなところ?ざっくりとした位置や雰囲気を現地より
Ibiza(イビサ)は、カタルーニャ語で(Eivissa:アイヴィサ)、英語ではイビザと発音されています。
主都は島の名前同様イビサ(アイヴィサ)。日本ではスペイン語と同じく、イビサと呼ばれることが多いですね。
その昔、フェニキア人の入植者はIbossimやIboshimと呼び、後にローマ人からはEbususと呼ばれていました。
18世紀から19世紀にかけては、イギリス海軍からIbicaと呼ばれていた時期もありました。
そんな古くから色々な愛称で親しまれているイビサ島、どこにあって、どんな島なのでしょうか?
イビサ島ってどんな島?
スペイン、バレアレス諸島のひとつイビサ島。島は、自然、文化、エンターテインメントなど楽しさに満ち溢れています。
この島の美しさは浜辺や入り江だけでなく、内陸部の景観もその魅力の一つなんです。
イビサは端から端までが41㎞という小さな島。
マヨルカ島、メノルカ島、イビサ島、フォルメンテラ島、カブレラ島などと共にバレアレス諸島と呼ばれる、スペインの自治州の中のひとつです。
大きさは、南西に約80㎞程離れたマヨルカ島の1/6。
その面積は572㎢、人口は約14万5千人。マヨルカ、メノルカに次いでバレアレス諸島で3番目に大きな島です。
イビサ島の南にあるフォルメンテラ島と、その近くの小島をピティウザス諸島と呼んでいます。
どこまでも青い海、穏やかな田園風景、穏やかな気温、一年を通して明るい陽射しの中で泳ぐのに理想的なリゾートです。
バレアレス諸島のこの島には210㎞の海岸線があります。
小さな入り江、細かい砂の広々としたビーチ、砂丘のエリアなど多彩な海岸線を有しています。
イビサ島は太陽とビーチ以上に、内陸にも色々な発見をすることができる島です。
古い歴史の中、バラエティーに富んだ文化がイビサに息づいています。
豊かな島の遺産は、ユネスコ世界遺産にも指定されています。
サ・カレタのフェニキアの遺跡、プッチ・デス・モリンスの墓地遺跡、ダルト・ヴィラの歴史的な旧市街そして、ポシドニアの群生するイビサの海。
観光ハイシーズンの夏以外でも、様々な文化を楽しめる魅力あふれる島です。
イビサ島で、最も有名なのがクラブですよね?
毎年多くのハウス、テクノ、ディスコミュージックを愛する若者たちが、その享楽的な喧騒を求めて訪れます。
この活気は、島の文化的背景とナイトライフに根付いています。
イビサの夜はヨーロッパだけではなく、全世界で高い人気を誇っているんですね。
イビサの夜はハイセンスなバーやナイトクラブのほかにも、多くのイベントが待ち受けています。
ストリート市場、テラスバー、野外イベント、コンサートなどなど。
音楽の最新のトレンドを楽しみ、昼夜を問わず踊り続けることができるのがイビサ。
イビサの優れた観光力に欠かせないのが、ヨーロッパの各空港からのアクセスの良さです。
他のバレアレス諸島、スペイン本土とヨーロッパ諸国の首都から多くの定期便が出ており、イビサ空港はアイヴィサからわずか7㎞です。
イビサ島はどこにある?
イビサはイベリア半島の東、地中海にあるバレアレス諸島の自治区に位置しています。
スペイン本土の海岸線とマヨルカ島の間にあります。
スペインの首都マドリードから飛行機で約1時間15分という距離にあり、日本からスペインへ直行便が就航し始めたので、かなり訪れやすくなったのではないでしょうか?
また、ヨーロッパの主要な港からも、定期船やクルーズ船が出ていて、海からでも島へ渡ることができ人気を集めています。
島は、主都アイヴィサがあるIbiza、Santa Eulària des Riu、Sant Josep de sa Talaia、Sant Joan de Labritja、Sant Antoni de Portmanyの5つの地域で構成されています。
これらの街々は、訪問者に全く違った雰囲気を味合わせてくれます。
最新のデータでは島の人口は14万人以上なのですが、夏期の観光シーズンには島の人口が驚くほど増加します。
イビサの夏は活気に溢れ、多くの観光客でにぎわっています。
この夏、ユネスコの世界遺産に指定されているこの最高のリゾートを訪れ、その独特な魔力に心を奪われてみてはいかがでしょうか?